「毎日学校へ通うことに不安がある」「自分のペースで高校卒業を目指したい」と考えるなかで、N高等学校が気になっている方も多いのではないでしょうか。
N高等学校は、インターネットを使った学習を中心に、高校卒業資格の取得を目指せる通信制高校です。自宅中心のネットコースだけでなく、週1日・週3日・週5日の通学スタイルも用意されています。
口コミでは「自由な時間を確保しやすい」「自分のペースで学べる」と評価される一方、「自分で学習を管理する必要がある」「通学コースは費用が高くなる」といった意見もあります。第三者の口コミサイトでは、N高・S高・R高を合わせた総合評価が5点満点中4.14となっています。
この記事では、N高等学校の口コミや評判、特徴、場所、料金に加え、資料請求から出願・入学までの登録の流れを分かりやすく解説します。
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N高等学校は、インターネットを中心に学びながら、高校卒業資格の取得を目指せる通信制高校です。
ネットコースだけでなく、週1日・週3日・週5日の通学スタイルがあり、本人の体調や生活リズムに合わせて選択できます。
口コミでは、自分のペースで学べることや、自由な時間を確保しやすいことが評価されています。一方で、学習の自己管理や、交流のために自分から行動する姿勢が必要という意見もあります。
2027年度のネットコースは、就学支援金の支給見込額の先引きが適用されるモデルでは、3年間199,000円です。通学コースは、初年度280,000円から1,028,000円のモデルが示されており、通学頻度やキャンパスの種類によって費用が大きく変わります。
出願は、資料請求、必要書類の準備、Web出願、検定料の支払い、選考、入学手続きという流れで進みます。
学校選びでは、知名度や合格実績だけでなく、本人が無理なく学習を続けられるかが重要です。資料で学費やスクーリング日程を確認し、可能であれば個別相談やオープンキャンパスに参加して、キャンパスの雰囲気やサポート体制を確かめてから判断しましょう。
N高等学校の口コミ
第三者の口コミサイト「みんなの通信制高校情報」では、N高・S高・R高を合わせた口コミ680件の総合評価が4.14となっています。
| 評価項目 | 5点満点の評価 |
| 総合評価 | 4.14 |
| 授業内容・コース | 3.87 |
| 高卒資格の取りやすさ | 4.35 |
| スクーリング | 4.30 |
| サポート体制 | 3.91 |
| 先生の親しみやすさ | 3.97 |
| 進路実績 | 3.65 |
| 友人関係・いじめ | 3.73 |
| 学費 | 3.78 |
特に「高卒資格の取りやすさ」と「スクーリング」の評価が高くなっています。一方で、進路実績、友人関係、学費については、ほかの項目より評価がやや低めです。
ただし、口コミは利用した時期、コース、キャンパス、担当メンターによって異なります。個人の感想だけで入学を決めず、説明会やオープンキャンパスで実際の雰囲気を確認することが大切です。
良い口コミの傾向
N高等学校の良い口コミでは、次のような意見が見られます。
- 自分のペースで学習を進めやすい
- 全日制高校のような毎日の登校負担が少ない
- 好きな活動や受験勉強に時間を使える
- スクーリングの日程を調整しやすい
- メンターへ学校生活や進路について相談できる
- ネットコースは学費を抑えやすい
- 不登校など、似た経験を持つ生徒と出会える
特に多いのが、時間の自由度に関する評価です。決められた時間に毎日登校する必要がないため、体調を整えながら学びたい人や、スポーツ、芸能、創作、仕事などと高校生活を両立したい人から支持されています。
悪い口コミ・気になる評判
一方で、次のような口コミもあります。
- 自分から動かなければ活動の幅が広がりにくい
- ネットコースでは学習の自己管理が必要
- 通学コースはネットコースより学費が高い
- 先生やメンターとの相性に個人差がある
- 自分から交流しないと友達を作りにくい
- 大学受験では塾や追加講座を利用する人もいる
N高等学校は自由度が高い反面、本人の主体性が求められます。学習予定を立てるのが苦手な場合は、保護者と課題の期限を共有したり、メンターへ早めに相談したりする工夫が必要です。
友人関係についても、通学していれば自動的に友達ができるとは限りません。同好会、学校行事、グループワークなどへ自分から参加する姿勢が重要です。
N高等学校の基本情報

| サービス名 | N高等学校 |
| 運営会社 | 学校法人角川ドワンゴ学園 |
N高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する広域・単位制の通信制高校です。
スマートフォンやパソコンを活用したオンライン学習を中心に、レポート提出、スクーリング、試験などの卒業要件を満たすことで、高等学校の卒業資格取得を目指します。
学習スタイルは、自宅を中心に学ぶネットコースのほか、リアルキャンパスまたはオンラインキャンパスへ週5日・週3日・週1日通うコースから選べます。本人の体調や生活リズム、学習目的に合わせて、通学頻度を選択できる点が特徴です。
N高等学校は「インターネット上だけで完結する学習サービス」ではありません。卒業資格を取得するためには、対面形式で行われるスクーリングへの参加も必要です。
ネット・週1日・週3日・週5日から選べる
N高等学校では、自宅中心で学習するネットコースのほか、週1+コース、週3コース、週5コースが用意されています。
週1日だけ通学して自分の時間を確保する方法もあれば、週5日通学して学校生活のリズムを作る方法もあります。週5・週3・週1+コースは、リアルキャンパスとオンラインキャンパスから選択できます。
AIやVRなどのICTツールを活用できる
普通科では、映像授業に加えて、AIやVRなどを取り入れた学習環境が用意されています。
普通科ベーシックは映像学習を中心とした学び方です。普通科では利用できるコンテンツや機器が異なるため、出願前に両者の違いを確認しましょう。
メンターや専門スタッフへ相談できる
N高グループでは、学校生活を支えるメンターに加え、進路指導やキャリア支援を担当するスタッフが生徒をサポートしています。
学習の遅れ、生活リズム、進学、就職などについて相談できる環境があります。ただし、サポートの受け取り方や担当者との相性には個人差があるため、困ったときは自分から状況を伝えることも必要です。
大学進学から就職まで幅広い進路を目指せる
N高グループが公表した2026年の進路決定率は94.24%です。
大学合格実績は、N高・S高・R高の合計で、国公立大学205名、早稲田大学・慶應義塾大学91名、海外大学379名となっています。1人が複数の大学や学部に合格した場合は、それぞれ合格者として集計されています。
進路決定率は、卒業生のうち「進路未決定」と「その他」を除き、進路が確定した生徒の割合です。数字を見る際は、集計方法も含めて確認しましょう。
部活動や同好会へ参加できる
N高グループには、eスポーツ、投資、政治、起業、美術、ダンスなど、インターネットを生かした活動があります。
ネット上で全国の生徒と交流できるため、自宅中心のネットコースでも、興味のある活動へ参加する機会があります。ただし、参加は基本的に本人の意思によるため、交流を広げたい人は積極的に情報を確認しましょう。
N高等学校の場所
N高等学校の本校は沖縄県うるま市
N高等学校の本校所在地は、次のとおりです。
〒904-2421
沖縄県うるま市与那城伊計224
普段からすべての生徒が沖縄県の本校へ通うわけではありません。日常の学習は自宅や所属するキャンパスで進め、決められた時期にスクーリングへ参加します。
標準履修モデルでは、原則として2年次に本校スクーリングへ参加し、対面授業や特別活動を受講します。
リアルキャンパスは全国105カ所
N高グループのリアルキャンパスは、2026年4月から全国105カ所、42都道府県に展開されています。
札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、京都、広島、福岡など、全国各地にキャンパスがあります。キャンパスによって募集コース、定員、雰囲気、最寄り駅からの距離が異なるため、希望するキャンパスの情報を個別に確認しましょう。
N高等学校の料金は?

N高等学校は学校であるため、一般的なサービスの「利用料金」ではなく、入学金、授業料、施設設備費などの学費が必要です。
選択するコースによって、必要な費用は大きく異なります。また、就学支援金の適用状況、履修単位数、転入・編入の時期によっても実際の負担額は変わります。
ネットコースの学費
2027年度生徒募集要項に掲載されている、就学支援金の支給見込額を先に差し引いた場合のモデルは次のとおりです。
| 学年 | 普通科 | 普通科ベーシック |
| 1年次 | 73,000円 | 73,000円 |
| 2年次 | 63,000円 | 63,000円 |
| 3年次 | 63,000円 | 63,000円 |
| 3年間合計 | 199,000円 | 199,000円 |
1年次の73,000円には、入学金10,000円、施設設備費50,000円、教育関連諸費13,000円が含まれています。
支給見込額の先引きが適用されない場合の3年間の学費モデルは、普通科が1,099,000円、普通科ベーシックが739,000円です。
就学支援金は授業料の負担を軽減する制度であり、入学金、施設設備費、教育関連諸費や通学コース部分の学費などは対象外です。申請条件や前籍校での在籍期間によっては、全額が支給されない場合があります。
週5・週3・週1+コースの初年度学費
週5・週3・週1+コースでは、単位制・通信制課程の学費に加えて、各コースの学費が必要です。
以下は、ネットコース部分の学費73,000円を含む初年度のモデルです。
| コース | リアルキャンパス | オンラインキャンパス |
| 週5コース | 1,028,000円 | 700,000円 |
| 週3コース | 803,000円 | 556,000円 |
| 週1+コース | 368,000円 | 280,000円 |
リアルキャンパスでは、入学金や施設設備費がオンラインキャンパスより高く設定されています。
学費以外にかかる可能性がある費用
学費だけでなく、次の費用も確認しておきましょう。
- パソコンやスマートフォンなどの端末代
- セキュリティソフト代
- スクーリング会場までの交通費
- 本校スクーリングの宿泊費
- 検定料
- +ONE授業や個別指導などの追加講座費
- 教材や周辺機器の購入費
週5・週3・週1+コースや一部の追加授業では、推奨スペックを満たすMacBookシリーズが必要です。募集要項では、別途学習ツールとして約16万円のMacBook Airが必要になる場合があると案内されています。
学費を比較するときは、学校へ納める金額だけでなく、交通費、宿泊費、パソコン代、追加授業まで含めた年間総額を確認することが重要です。
N高等学校の登録の流れ

N高等学校では、一般的なサービスのように会員登録をするのではなく、正式には「出願」と「入学手続き」を行います。
基本的な流れは次のとおりです。
1.資料請求をする
最初に資料請求を行い、学校案内や生徒募集要項を確認します。
資料には、コース内容、学費、スクーリング、必要書類、出願日程などが掲載されています。資料請求の完了後、通常は2~7日ほどで届くと案内されています。
資料を読むだけで判断しにくい場合は、オンライン説明会、個別相談、オープンキャンパスにも参加するとよいでしょう。
2.志望校とコースを決める
N高・S高・R高のいずれに出願するかを決めます。
3校の学習内容や学費は基本的に同じですが、本校スクーリングの場所が異なります。一度Web出願の登録をすると、志望校を変更できないため、出願前に家族で確認しましょう。
あわせて、次の内容を決めます。
- 新入学・転入学・編入学のどれに該当するか
- 普通科または普通科ベーシック
- ネット・週5・週3・週1+のどのコースにするか
- リアルキャンパスまたはオンラインキャンパス
3.必要書類と顔写真を準備する
新入学の場合は、出身中学校へN高指定の調査書の作成を依頼します。
転入学や編入学の場合は、学籍・就学状況証明書、成績・単位修得証明書、在籍証明書など、状況に応じた書類が必要です。
Web出願では、生徒証にも使用される顔写真データをアップロードします。出願前3カ月以内に撮影した正面のカラー写真で、10MB以内のJPEGまたはPNG形式が指定されています。
学校が作成した書類は開封無効となるものがあるため、自分で封筒を開けないよう注意しましょう。
4.Web出願を登録する
N高等学校のWeb出願ページにアクセスし、利用規約などを確認して、メールアドレスを登録します。
入学手続きの連絡はメールを中心に行われるため、本人と保護者が継続して確認できるメールアドレスを使いましょう。
登録後に届くメールから、入学区分、普通科・普通科ベーシック、住所、志望動機、卒業後の目標などを入力します。
5.入学検定料を支払う
単位制・通信制課程の入学検定料は5,000円です。
支払い方法は、クレジットカードまたはコンビニ決済から選択できます。納入した検定料は返金されないため、志望校や入力内容を確認してから支払いましょう。
6.希望コースの追加手続きを行う
ネットコースは、Web出願と必要書類の提出後、基本的に書類選考へ進みます。
週5・週3・週1+コースでは、希望するキャンパスによって手続きが異なります。
リアルキャンパス
希望キャンパス、通学日数、受験日程を選択し、入学試験を予約します。単位制・通信制課程の検定料とは別に、受験料15,000円が必要です。
選考では、筆記試験と、グループワークを含む面接が行われます。
オンラインキャンパス
希望コース、クラス、時間帯を選択し、申し込みます。オンラインキャンパスは入学試験がなく、別途事務手数料5,000円が必要です。
7.合否通知を確認する
選考後、登録したメールアドレスへ合否通知が届きます。
リアルキャンパスまたはオンラインキャンパスを希望した場合、N高等学校の単位制・通信制課程の合否と、通学コースの選考結果は別に通知されます。両方の結果を確認しましょう。
8.入学意思を確認して学費を納入する
合格後は、案内に沿って入学意思の確認、履修科目の確認、入学手続き書類の提出、学費の納入を行います。
就学支援金の支給見込額の先引きを希望する場合は、指定された手続きも必要です。期限までに手続きや支払いが完了しなければ入学できない可能性があるため、メールはこまめに確認しましょう。
N高等学校のメリット・デメリット

メリット
自分のペースで学習しやすい
ネットコースでは、決められた時間に毎日登校する必要がありません。体調や生活状況に合わせて学習時間を調整できます。
好きなことへ時間を使える
高校卒業に必要な学習を進めながら、大学受験、プログラミング、スポーツ、創作活動、芸能活動、仕事などに取り組めます。
通学頻度を選べる
自宅中心、週1日、週3日、週5日から本人に合った通い方を選択できます。毎日通うのは難しくても、週1日なら通えるという人にも選択肢があります。
全国の生徒とつながれる
オンライン上の部活動、同好会、イベントなどを通じて、住んでいる地域に関係なく交流できます。
ネットコースは学費を抑えやすい
就学支援金が適用される場合、ネットコースの実質負担額を比較的低く抑えられます。
デメリット
学習の自己管理が必要
自由な時間が多い分、レポートや試験の期限を自分で管理する必要があります。課題を後回しにしやすい人は注意が必要です。
通学コースは費用が高い
リアルキャンパスの週5コースでは、初年度学費のモデルが1,028,000円です。パソコンや交通費などを含めると、さらに負担が増える可能性があります。
交流には積極性が求められる
活動の選択肢は多いものの、自分から参加しなければ交流の機会を生かしにくい面があります。
完全オンラインでは卒業できない
通信制高校でも、スクーリングへの参加が必要です。本校やスクーリング会場への移動が難しくないか確認しましょう。
担当者やキャンパスとの相性がある
口コミでは、メンターの親しみやすさを評価する声がある一方、担当者によって対応の印象が異なるという意見もあります。
N高等学校をおすすめする人しない人

おすすめする人
N高等学校は、次のような人に向いています。
- 全日制高校への毎日の登校が負担になっている
- 自分のペースで高校卒業を目指したい
- 体調を整えながら学習したい
- 大学進学や専門学校進学を目指している
- スポーツや芸能、創作活動と両立したい
- プログラミングやデザインなどにも興味がある
- インターネットを使った学習に抵抗がない
- 自分で予定を立てて行動できる
- 週1日程度から通学を始めたい
不登校経験がある人にとっても選択肢になりますが、入学するだけで生活や学習の悩みがすべて解消されるわけではありません。
本人がどの程度のサポートを必要としているのか、無理なく参加できるスクーリング会場はどこかを事前に確認しましょう。
おすすめしない人
次のような人は、ほかの通信制高校や全日制・定時制高校も含めて比較することをおすすめします。
- 決められた時間割がないと学習を続けにくい
- 先生から毎日声をかけてもらいたい
- パソコンやオンライン学習が極端に苦手
- 自分から質問や相談をすることが難しい
- 学費を最優先しながら週5日通学したい
- 少人数の固定クラスを希望している
- 本校スクーリングでの移動や宿泊が難しい
N高等学校に関するQ&A
Q1.N高等学校を卒業すると高卒資格を取得できますか?
卒業要件を満たせば、高等学校の卒業資格を取得できます。
N高等学校は通信制高校であり、単なるオンライン学習サービスやサポート校ではありません。
Q2.一度も登校せずに卒業できますか?
完全にオンラインだけで卒業することはできません。
高校卒業資格を取得するためには、レポート、試験に加えて、対面形式のスクーリングへ参加する必要があります。
Q3.入学試験はありますか?
ネットコースは、基本的に書類選考です。
週5・週3・週1+コースのリアルキャンパスを希望する場合は、筆記試験と、グループワークを含む面接があります。オンラインキャンパスには入学試験がありません。
Q4.高校の途中から転入できますか?
転入学・編入学にも対応しています。
前の高校での在籍期間や修得単位を確認し、卒業に必要な在籍期間と履修科目が決められます。引き継げる単位や卒業時期は生徒ごとに異なります。
Q5.N高・S高・R高の違いは何ですか?
主な違いは、本校所在地と本校スクーリングの会場です。
学費や基本的な学習内容に違いはありません。出願登録後は志望校を変更できないため、本校スクーリングの場所を確認して選びましょう。
Q6.友達はできますか?
同好会、部活動、スクーリング、学校行事、通学コースなど、ほかの生徒と交流できる機会はあります。
ただし、ネットコースでは自分から活動へ参加する姿勢も必要です。友人関係を重視する場合は、週1+コースや週3・週5コースも比較するとよいでしょう。
Q7.資料請求だけで費用はかかりますか?
公式サイトからの資料請求は無料です。
資料請求をしただけで、入学が確定したり学費が発生したりすることはありません。
Q8.出願時にはいくら必要ですか?
単位制・通信制課程の入学検定料として5,000円が必要です。
リアルキャンパスを希望する場合は別途受験料15,000円、オンラインキャンパスを希望する場合は事務手数料5,000円が必要です。
Q9.学費以外にも費用はかかりますか?
コースや学習内容によっては、パソコン、セキュリティソフト、交通費、宿泊費、検定料、追加授業などの費用がかかります。
入学前には「初年度に学校へ支払う金額」だけでなく、「1年間に必要となる総額」を確認しましょう。